印刷の注意点

【フルカラー印刷】 印刷について

  • 弊社マイクロファイバークロスは、昇華転写印刷を使用しております。
    ※昇華転写印刷とは…
     専用のインクを使用して熱転写する印刷技術。
  • インクの特性により、データ上のカラーや、
    画像の色合い、原本の色味等忠実に再現することができません。
  • ポリエステルの含有率が70%の生地のため、
    仕上がりはやや浅めとなります。
    あらかじめご了承ください。
  • ファイバークロスは紙と違い細いデザインの印刷に不向きな素材です。
    画像の印刷も最高画質の場合であっても印刷結果の粗さがでやすくなっております。

【フルカラー印刷】 ドット抜け(白抜け)について

  • ドット抜けとは…
    印刷面にインクが乗らず白く残る現象
  • ドット抜けの原因とは?
    印刷の際に、布粉が表面に付着し、インクの定着を妨害するために起こります。
    作業毎に、布粉を落としてはおりますが細やかな布粉を完全に除去することはできません。
    そのため、僅かなドット抜けについてはご容赦くださいませ。
  • フルカラー印刷で全面印刷にベタで印刷する場合、
    ドット抜けが目立ちやすくなります。
    そのため、全面ベタは非推奨としております。

【フルカラー印刷】 リッチブラックについて

リッチブラック(4色掛け合わせの黒)の色味はインクのパーセンテージによって異なります。
例えば、マゼンタの割合が多いリッチブラックはピンクみのあるブラックとなります。
純粋に黒を表現したい場合はK100%をお勧めいたします。

【フルカラー印刷】 文字の潰れについて

  • マイクロファイバークロスは、昇華転写印刷で布地に印刷いたしますので、小さい文字は潰れやすく、
    細い書体はかすれてしまい、きれいに表現できない場合がございます。
  • 黒地に白地というような印刷だと、より潰れやすくなりますので大きめの文字設定をお願いいたします。
  • 線は0.25pt以上、文字は最低4~5ptだとギリギリ判別できる印刷となります。
    ただし、明朝などの細い書体や画数の多い漢字、黒地に白抜き、アルファベットでも細い書体や隙間の小さいものは潰れてしまう恐れがございますのでご注意ください。
  • 実際にどのように印刷されるのか確認したい場合は、サンプル請求をおすすめいたします。

【シルク・エンボス加工】 文字の潰れについて

フルカラー印刷より、デザインの潰れが発生しやすい加工方法となります。

■エンボス加工
  • 生地をプレスして凹凸でデザインを転写する加工方式です。
    小さいデザインは潰れやすく、細かいデザインはきれいに表現ができない場合がございます。
■シルク印刷
  • メッシュの間からインクをヘラで擦ることで、インクを押し出しながら印刷物にインクをのせる方式です。
    エンボス加工同様、小さいデザインが潰れてしまったり、細い線がかすれてしまう等、細かいデザインはきれいに表現ができない場合がございます。
  • シルク印刷のゴールド、シルバーを使用する場合は通常色よりもデザインの細かさにご注意ください。
    ゴールド、シルバーインクは他の色よりも粒子が大きいため、細かいデザインの潰れやかすれがでやすくなります。
  • おすすめの書体はゴシック体です。(画数の多い漢字はご注意ください)

【シルク・エンボス加工】 選択可能な生地の色について

シルク印刷、エンボス印刷で選べる生地の種類は下記の通りとなります。
フルカラー印刷の生地とは若干違いがございます。

【シルク印刷】 印刷について

  • 印刷色は、下記の組み合わせ表をご参考ください。
  • DIC、PANTONE指定は承っておりません。
  • シルク印刷は1色印刷となります。
  • 白などの色みの薄い色は、色味の強い生地に印刷を行った場合、
    生地の色に影響されてしまい期待通りの色が表現できない場合がございます(画像1参照)
  • 赤やオレンジなどの色味の強い生地に印刷を行う場合は、
    黒めの印刷色をおすすめいたします(画像2参照)
  • 画像1:生地/グレー、刷色/白
    生地の色味に影響されて、ややグレーのような白に。
  • 画像2:生地/グレー、刷色/ダークグレー
    生地の色味よりも濃いため、自然でしっかりした仕上がり。

【シルク印刷】 生地・刷色対応表

印刷に適した組み合わせの表となります。ご参考ください。

【マイクロクリーナー】 使い方について

白地のまま何回もご使用すると汚れが目立ちますので全面に印刷した方がお勧めです。

  • オリジナル マイクロファイバークロスの使い方について

ご入稿データについて

■入稿データの圧縮
作成したデータを直接入稿しますと、通信環境によってデータが壊れる場合がございますので、より安全に入稿していただくために、データを圧縮して入稿するようお願い致します。
よく使われる圧縮形式として、MacintoshであればStuffit形式、WindowsであればLZH形式やZIP形式が広く使われております。
体表的な圧縮ソフトには、Stuffit形式なら「DropStuff」(シェアウェア)、LZH形式やZIP形式ならば「+Lhaca」「Lhaplus」(フリーウェア)などがあります。
■確認用のPDFの添付をお忘れなく
入稿時には、データだけでなく、確認用PDFもしくは画像も一緒にご入稿ください。
先述の圧縮を行う際に必要な全てのデータを一つのフォルダに入れ、フォルダごと圧縮をかけるようお願い致します。