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2025.12.26 プレス

〇Webサイトへの誘導、決済やクーポンほか、幅広い用途に対応する情報用コード


Webサイトへの誘導、決済やクーポンほか、幅広い用途に対応する情報用コード

 

 

QRコード(Quick Responseコードの略)」とは、大量の情報を格納可能な2次元コードのひとつで、1994年、日本企業の株式会社デンソーウェーブが開発しました。従来のバーコードが、商品管理、在庫管理、物流などの分野において、広く利用されているのに対し、多くのデータを記録できるため、Web誘導をはじめ、電子チケット、決済、個人認証など、様ざまな用途に使われています。

 

なお、2次元コードには「スタック型2次元コード(マルチローシンボル体系、多段型とも)」と「マトリクス型2次元コード」があり、QRコードは後者に分類されます。主な特徴は以下の通りです。

 

 

スタック型2次元コード

・バーコードを縦方向に積み重ねた形状

・代表的なコードにはPDF417CODE49があり、航空券、免許証、配送ラベルなどに使用される

 

マトリクス型2次元コード

・縦横の格子状(グリッド状)に配置された正方形や長方形の「モジュール(module)(ドット(dot)、セル(cell)とも)」で情報を表す

・代表的なものに QRコード や DataMatrix(データマトリックス) などが知られている

 

QRコードの主な特長を下記にまとめます。

 

・情報量が多い:数字、英字、漢字、カナ、記号バイナリ、制御コード、URLなど、多くのデータを格納することが可能

 

・小サイズで高密度の情報を記録:縦・横両方でデータを格納しているため、バーコードと同じ情報量であれば、10分の1程度の大きさで表示できる

 

・全方向から読み取り可能:角度を問わず360°どの方向からでも高速な読み取りができる

 

・誤り訂正機能を搭載:コードの一部が汚れていたり破損があっても、データの復元が可能(注意:汚れ・破損の状況により復元できない場合がある)

 

・作成ツールを用いて、無料で作成・利用できる:通常のQRコード作成はもちろん、いろいろなサービスを付加したコードが無料で作成可能

 

 

QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

 

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情報提供が販促品・ノベルティだけで完結可能

 

QRコードが登場する前は、販促品やノベルティに、各種情報(店舗情報をはじめ、地図、メニュー、商品説明など)を印刷した紙のチラシやパンフレットを付けていました。

URLを直接入力する形式が多かったため、ミスが起こりやすく、お客様からのレスポンスもなかなか得られませんでした。

 

しかし、QRコードが普及したことで、情報や付加価値を仕事先や消費者などへ簡単に提供することが可能となりました。また現在は、単なる情報取得の入り口ではなく、体験価値を提供するツールとしても注目されています。

 

 

QRコードの記載で主に期待できること

 

・面倒な文字入力の手間が一切不要→スマートフォンのカメラをかざすだけで、公式サイトやアプリ、地図、展示会・イベント開催、クーポン券やチラシ配布など、目的の情報やサービスにアクセス可能。

 

・会員登録、ポイントカード発行が簡単→QRコードから、新規の会員登録、ポイントカード発行用サイトに誘導でき、店頭での説明が不要に

 

・デザイン性を損なわない→小スペースに大量の情報を埋め込めるため、ノベルティや販促品のデザイン性が生かせる

 

・情報更新が簡単自由→QRコードのリンク先を貼り変えるだけで、最新情報に更新可能

 

・アクセス解析や効果測定にも使える→アクセス解析ツールを組み合わせることで、スキャン数、読み込み場所、時間帯ユニークユーザー数(特定期間内にサイトやアプリを訪れた個々のユーザー数)などのデータを収集。販促施策の効果が確認できる

 

・「SDGs」に貢献→チラシやパンフレットのように大量の紙を使わず、エコで環境に優しいプロモーション展開が可能

 

このようにQRコードを用いることで、販売促進はもとより、宣伝やPR、各種サービスを通して、多くの人に自社、個人活動を知ってもらうことが可能になります。また、販促品・ノベルティだけで様ざまな情報を提供できるため、宣伝費用を抑えることもできます。